加入について

労働組合に入るとどうなるの? 山田さんの場合→ 山田さんの労働組合物語

◎ ユニオンみえに加入するとは
 一人の弱い立場から、組合の輪の中に入ることによって、大きな力を持つことが可能になります。
 普通のサービスの売り買いではお金を出して、サービスを受けるわけですが、労働組合はお金を出してサービスを受けるわけではありません。あなた自身が労働組合の一部になるわけで、あなたは労働組合のメリットを受ける立場と、他の組合員にメリットを与える立場とを同時に持つことになります。加入したとたんにあなたが組合の主人公になるのです。
 ユニオンみえを強くするのも弱くするのもあなた次第です。あなたが組合の活動に積極的になれば、組合は強くなります。逆にあなたが組合の活動に消極的であれば、その分、弱くなってしまいます。あなたはユニオンみえの一部になるのですから、人間の体に例えれば小指の先になったと考えるとよく判ります。他の器官や部位も重要ですが、小指の先もかなり重要です。小指の先も傷ができたら痛みます。だから全体の力で傷を治すのです。また、治ったらユニオンみえの一部として元気で活躍することが大事です。

 

◎ 組合に加入するには
 加入申込書に必要事項を記入し、加入金2000円と1ヶ月分の組合費を添えて、加入を申し込んでください。

 

◎ 組合費は
 ベースの組合費は月額2000円です。
 職場分会に所属する組合員はこれに加え、職場で各分会が活動する資金として職場分会の組合費が基本給の1%程度プラスされます。
 ローカルネットに所属する組合員は職場分会に準じ、基準内賃金の0.5%加算されます。ただし、会社に秘密に加入している組合員や失業中の組合員はこの加算部分が免除され、ベースの2000円のみです。
 長期に失業している組合員や他の労働組合に二重に加入している組合員など、特別な事情のある組合員は執行委員会の承認を得て、ベースの組合費も減免することができます。

 

◎ かけこみで加入後、問題が解決したら
 解雇の問題などでユニオンみえに加入し、問題が解決して職場を退職したとたんにパタリと連絡が途絶え、組合費も払わないケースがあります。自分さえ良ければ他人はどうでも良いという考えは組合の対極の考えです。このような人はユニオンみえに加入する資格がありません。組合の力を借りて解決するとは多くのユニオンみえの仲間がつくる組織の力を借りることです。解決後もユニオンみえに残って今度は困っている労働者に手を差し延べる側になることができる、労働者の魂を持っていることがユニオンみえに加入する条件です。
 また、かけこみの問題が解決した際に「組合にカンパします」といってくれる場合が多く、カンパは組合が交渉することによって獲得した内容にそったものになっています。もちろん、カンパしたから組合をやめるということではありません。引き続き、組合員として頑張っています。

 

◎ 組合に加入しないでメリットだけがほしい?
 かけこみ相談で組合に相談に来て、組合に加入するのはいやだけど問題は解決したいという人がいます。組合に加入しないと組合に法的な交渉権が発生しないし、責任も持てないため、経営者と交渉するには組合への加入が条件だと説明します。組合に入らない人のために組合は行動できません(一般的なアドバイスはします)。
 また、すでにユニオンみえの分会がある職場で、中には「組合費を払うのも惜しい、自分だけ経営者に媚びたい、組合の活動に参加したくないから組合には入らない。でも組合が交渉して得た賃上げや一時金の成果は人一倍ほしい」と、なんとも身勝手な人もいます。経営者もこういう人を利用できる間は利用しますが、こういう人は経営者からも信用されませんから、利用価値が無くなると切り捨てられます。汗水たらして得た成果は身になりますが、他人に努力させて、成果だけを取ろうなんて、うまく行くわけがありません。
 また、組合加入の最大のメリットは仲間ができることです。困った問題を組合の仲間が親身になって解決の努力をしてくれることです。お金の問題だけではありません。
 一人ではできないことが、組合の力を借りたらできることがたくさんあります。ユニオンみえは「皆は一人のために、一人はさらに困っている人のために」の貴重な精神が残っている数少ない労働組合です。組合に加入しないことにはメリットを受けることは不可能です。あなたも組合の一員になって、有意義な組合の運動、助け合いの運動に参加しませんか。